太陽光発電所における緊急事故トラブルは、自然災害や人的要因など多岐にわたります。
代表的な例としても次のようなものがあります。その他水没であったり、地震、山崩れによる場合等には産廃業者手配などできる限りのサポートはさせていただきます。

当社の統計によるとアルミケーブルに交換すると盗難発生率は4分の1以下になります。盗難前にもケーブル交換するとCV代を減額します(売却します)。

被害内容:CVケーブル(銅線)を狙った盗難で、発電停止や復旧費用に数十万円〜数百万円かかることも。

緊急度:極めて高い(即時発電停止)

予防:アルミケーブルへの交換、防犯カメラ、警報機、赤外線センサー、巡回強化、夜間照明の設置など。

定期点検で予防することも、メーカとの交渉及びパネルの交換などはお任せください。

被害内容:出力制御不能となり、売電停止または異常な発電制御が発生。

緊急度:高い(発電量がゼロに)

対策:定期点検、ファームウェア更新、機器冷却の確認。

※自然が相手ですから、絶対策はありませんが、復旧を如何に早くするかが当社の強みです。パネル交換も早いと自負しております。

  • 被害内容:雷サージによるPCS・接続箱・パネルの損傷。
  • 緊急度:中〜高(発電機能一部または全体損失)
  • 対策:避雷針・アース強化、SPD(雷防護装置)の設置。

この写真はホットスポットですが、施工業者がしっかりビスを締めなかったための発熱による機器損傷が多くあります。

被害内容:パネルの部分的な影がホットスポットを生み、発熱・劣化・発火。

緊急度:中(発電効率低下+発火リスク)

対策:定期除草、植生マット敷設、防草シート、草丈モニタリング。

発電量の減少原因はいろいろあって、現場に行かないと特定できません。木の陰であったり、圧着不良によるケーブルでショートがあったり、パネル由来であったり、PCS由来もありうる。何よりも大事なことは遠隔監視システムを入れてまずは現象を確認し、原因を特定ときにプロに依頼するのがいいでしょう。

  • 被害内容:PCSや配線の異常、影や汚れなどで発電量が急低下。
  • 緊急度:中(早期発見できれば影響小)
  • 対策:遠隔監視システムの活用、定期モニタリングと自動アラート。