ケーブル窃盗団に狙われやすい太陽光発電所

はじめに

太陽光発電所オーナーの皆様、関東地方にお住いの方々へ。太陽光発電所の防犯対策について見落としがちなポイントについてご紹介します。これを通じてどういう発電所が狙われやすいかわかると思います。防犯対策は重要な課題であり、見落としは許されません。そこで、今回は特に重要なポイントに焦点を当て、太陽光発電所のセキュリティ対策について考えてみましょう。

時代の変化に適切に対応しなければならない

太陽光発電所は一定の期間放置されることが多く、そのため盗難被害に遭いやすく防犯しにくいという特徴があります。太陽光発電所は高額な設備が集まっているため、不正侵入や窃盗のことなど考えず、FITの時代は、「安心な日本」という前提で各オーナー様が太陽光発電所を購入し、安心して運用開始しましたが、心配なのは故障であったり、天災くらいで、当初は、フェンスがない発電所が多かった時代です。しかし腐れ政治家が先を見ずに移民政策を推し進め、日本の治安度はかなり落ちました。適切なセキュリティ対策が必要不可欠になりました。まずはどういう発電所が狙われやすいかを考えていきましょう。

果たしてこの男はどうなるのでしょうか?不起訴処分ですかね?不起訴でもいいけど、二度と日本に来れないように強制送還もできない。カンボジア語の通訳がいないから検察は動こうとはしません。そもそも、通訳必要ですか?不法残留は間違いないし、祖国に送り返して二度に日本に来るな。

集電箱と1号柱の距離が遠いリスク

太陽光発電所の中でも集電箱と1号柱の距離が遠い場合、不正者にとっては狙いやすいターゲットとなります。集電箱には貴重な機器が収められており、それを狙って盗難を試みるケースが多く報告されています。そのため、集電箱と1号柱の距離が近いほどセキュリティ対策はより重要となります。1号柱と集電箱又はキュービクルが離れている場合、それだけケーブルが長く、窃盗団としてはコストパがいいと言うことになります。集電箱は通常施錠されていますが、窃盗団は施錠を壊し、ケーブルを集電箱又はキュービクルの中からケーブルを切断するので、この施錠を壊して開けて切断するか集電箱から下に出ているケーブルを切断するので、単純に覆いをしても効果がないことがあります。

1号柱が外から確認しやすいリスク

通常、太陽光発電所の1号柱は、外から簡単に確認することができます。窃盗団は、昼間に見やすいターゲットに目をつける傾向にあるそうです。そのため、1号柱の見えやすいと窃盗団は犯行の際の、どこからどこまで切断するか、どうやって運び出すか等を下打合わせしやすく、狙われやすいと考えられます。

防犯設備が貧弱な場合のリスク

太陽光発電所の防犯設備が十分でない場合、不正者にとっては容易なターゲットとなります。セキュリティカメラの映像やセンサーライトの光があれば、侵入者は注意を引かれることでしょう。しかし、十分な設備がない場合は防犯対策の効果が薄れてしまいます。適切な防犯設備を整備することで、侵入者の意欲を減退させる効果が期待できます。

対策としてのセキュリティカメラの設置

太陽光発電所にはセキュリティカメラの設置を多くのサイトやメンテナンス業者は推奨しております。確かにカメラは犯人が日本人であれば抑止効果があります。発生した事件の解明にも大いに役立ちます。ただし、外国人犯罪の場合は、そもそも不法残留しているのが多く、また捕まっても難民申請すれば、3回却下されるまで、場合によっては生活保護を受給した上で、自由に行動できるので、何もおそれることがありません。さらに最近の検察や裁判所は強姦した外国人までも不起訴にするという実質的に外国人特権を与えているので、抑止効果があるかどうかはわかりません。また捕まったところで、損害を賠償してくれることを望むことはできないので、設置したところで、仮に窃盗団が捕まったところで、オーナ様にとって何もメリットはありません。

センサーライト、センサーサイレンの設置による効果

センサーライトやセンサーサイレンは、夜間や暗い場所での不正行為に有効な対策です。センサーが動きを感知すると、明るい照明が灯り、サイレンがなります。窃盗団をびっくりさせることにより、周辺の人々にも異変を知らせることができます。ただし、発電所は基本的には人里離れた場所に設置されているので、窃盗団が慣れてくるとその効果は漸減していくことだと思います。

アルミケーブルへの交換

アルミケーブルは通電率がCVよりも低いので1.4倍くらい太さが増しますが、太くなっても価格的にはアルミの方が格段に安く、価格が安定しています。

具体的な価格差については、最新の市場価格を確認する必要がありますが、ブログ記載時のおおよその比較です:

  • アルミケーブル(140 Sq): アルミは銅よりも安価であるため、同じ断面積の場合、アルミケーブルの方が安価になります。具体的な価格は1メートルあたりおよそ500〜1000円程度です。
  • 銅線ケーブル(100 Sq): 価格は1メートルあたりおよそ3000〜5000円程度です。

正確な価格差を把握するには、具体的な見積もりを取ることが重要です。最新の価格を確認するために、ケーブルのサプライヤーや専門業者に問い合わせることをお勧めします。

このような市場価格で、かさばるアルミと高価値の銅と比べれば、同じリスクでパフォーマンスはアルミでは盗難意欲を損ない、増しては日本ではアルミケーブルは最近こそ増えてきているが、まだまだ銅線に比べれば圧倒的に少ないため、買い取り業者も2の足を踏まざるを得ない。窃盗団は買い取り業者に売れてナンボなので、アルミケーブルを避ける傾向が高い。

但し、アルミケーブルのデメリットもある。一つは電力側がCVなので、アルミを直接連結させることができない。そのため、1号柱にアルミからCV変換する筐体を設置しなければならず、全体工事が比較的高くなってしまう。

まとめ

太陽光発電所の盗難被害を防ぐために、セキュリティ対策は欠かせませんが、上記のなかで集電箱と1号柱の距離、1号柱が窃盗団から確認できないことなどが重要です。下見時に安易に侵入口、切断方法、搬出路を特定できなくすることが有効適切な対策だと考えます。また下見の際、「アルミか?」ってモチベーションを下げる(アルミケーブル出あることが遠くからでもわかるように青色の被覆となっている。)ことも比較的効果があると考えます。ただ、これはあくまでも盗難削減策であり、回避するだけの効果があるわけではありません。

太陽光発電所オーナーの皆さま、関東地方の皆さま、セキュリティ対策の見直しの参考にしてください。太陽光発電所の安全な運営を守るために、防犯対策をしっかりと実施しましょう。盗難被害を未然に防ぐことで、より確かな未来を築いていけるはずです。