中国製太陽光発電に不審な通信機器搭載 遠隔操作で大規模停電恐れ ロイター報道

2025年5月19日、ロイター通信が報じたところによると、中国製の太陽光発電システムの一部に、不審な通信機器が搭載されていたことが明らかになりました。これらの通信機器は、発電された直流電力を交流に変換して送電網に供給するインバーターやバッテリーの内部から発見され、製品の仕様書には記載されていませんでした。

関係者によれば、これらの通信機器を通じてシステムが遠隔操作された場合、送電網が不安定化し、広域の停電を引き起こす恐れがあるとされています。実際、最近9カ月間に複数の中国企業製品から同様の通信機器が見つかっており、意図的な組み込みが疑われています。

この問題に対し、在ワシントン中国大使館は「国家安全保障の概念を一般論化し、中国のインフラに対する歪曲と中傷に反対する」とコメントしています。

この報道は、再生可能エネルギーの導入が進む中でのセキュリティリスクを浮き彫りにしており、特に中国製のインフラ機器に対する信頼性や安全性について、改めて議論を呼んでいます。
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